Research Overview
Bioinorganic Chemistry

 金属錯体と蛋白質の複合化により人工金属酵素や人工金属蛋白質を創成し、新しい触媒や機能材料につなげます。

Protein Crystal Chemistry

 蛋白質結晶の内部細孔や表面のナノパターンに着目し、新しい固体バイオ材料の開発を行っています。

Biosupramolecular Chemistry

 ウイルス等の生体超分子マシーンを構築する蛋白質部品に着目し、新しい生体機能材料を生み出します。

Why metals?
 タンパク質は生体で多くの反応に関与しますが、その半数以上に金属が関わっていることがわかってきました。
 最近の物理学的測定手法の急速な進歩によって、いままでわからなかった蛋白質の反応や構造の制御には蛋白質と金属との相互作用が深く関わっていることが明らかになってきました。これらの分子機構の理解を進めることによって、様々な触媒や材料の合成から生体反応を制御するツールを開発することが可能となります。
Why assemblies?
 タンパク質が触媒する特異な反応は、タンパク質の集積した反応場で促進されることがわかってきました。
 蛋白質の特徴の一つに自己集積反応があります。蛋白質が自己的に集まり、フラスコ中の分子合成ではなし得ない構造やサイズをもつ蛋白質集合体が構築されます。この集合体の表面や内部空間には特異な化学反応場が形成されており、これらの性質を化学的に理解することによって新しい物質合成へとつなげます。